双子妊娠とわかったら知ってほしい情報

双子妊娠とわかったら知ってほしい情報

双子の出産は、単胎児とは比較にならないくらいの違いがあります。

例えば、出産(分娩)方法、双子の出産に伴う費用、双子の出産可能な病院、産休の取れる期間など、はじめての双子の妊娠だとわからないことだらけだと思いますので、『双子の妊娠』がわかったらまず読んでほしい、知ってほしい情報をまとめました。

双子の出産に伴うリスクとは?

本来、母体の体は1人を妊娠し、子宮の中で出産できるまで育てるようにできており、2人の妊娠しお腹の中で育てることはことは想定されていません。

1人ですらお腹はパンパンになり、動くことも辛いのに、お腹に2人いるって想像はできないでしょうが、とにかく大変で辛いことは想像できるのではないでしょうか。

お腹の大きさだけではなく、双子の妊娠だから起こりやすいリスクがありますので、以下で紹介します。

切迫早産

早産とは、妊娠22週~36週の間に赤ちゃんが生まれてきてしまうことで、早産になってしまうということは、まだ赤ちゃんは外で生きるための身体ができていない状態で生まれてきてしまうということです。

赤ちゃんは外の世界で生きることができない身体のため、障害や後遺症が残ってしまう可能性が高くなってしまいます。

 

切迫早産とは妊娠22週~36週の間に子宮収縮が頻繁に起こってしまったり、子宮口が開いてしまったり、破水してしまったりなどの、早産になりそうな状態を表しています。

 

双子妊娠は単胎児妊娠に比べ早産なりやすく、双子妊婦のおよそ半数が切迫早産だったという調査結果があります。

もし切迫早産になってしまった場合、管理入院や安静、子宮収縮を抑える薬の服用などを行い、1日でも長くお腹の中で赤ちゃんが大きくなるまで待つことになってしまいます。

 

低出生体重児

低出生体重児は、以前は『未熟児』と呼ばれており、未熟児とは、身体の発育が未熟なまま出生した乳児であって、正常児が出生時に有する諸機能を得るに至るまでのものをいう。

と定められていました。

出生体重による現代の定義については以下の通りです。

2,500g未満:低出生体重児

1,500g未満:極低出生体重児

1,000g未満:超低出生体重児

 

低出生体重児で生まれてきた赤ちゃんは、生きるための器官が十分に成熟する前に生まれてきたことから、亡くなってしまったり、身体障害、知的障害、発達障害などのリスクが伴ってしまいます。

 

低出生体重児だからといっても、必ず障害が残るわけではありません。

医療の進歩に伴い、超低出生体重児で生まれた赤ちゃんも元気に育っている例も多いです。

そして、決してママのせいではありませんので、低出生体重児だからいっても悲観的にならず、赤ちゃんの生命力を信じてあげてください。

私の子も低出生と多血症でNICUに入りましたが、今では元気に育っています。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群とは、妊娠が原因で起こる高血圧で、さらに尿蛋白を伴う場合、以前は妊娠中毒症と言われていましたが、現在は、妊娠高血圧症候群と言われています。

 

もちろん、単胎児の妊娠でも起こりうる可能性はありますが、双子の妊婦の型の場合、単胎児に比べ3倍以上の発症リスクがあると言われています。

 

妊娠高血圧症候群になってしまう原因は、現在のところ明確になっておらず、確実な予防策もない状況です。

そのため、しっかり定期検診には行き異常に早く気づけるようにし、もし対象のことで気になることがあれば、「これくらい妊娠だから起こって当然」と思っていたとしても、担当の先生に相談するようにしてください。

 

貧血

双子の場合、赤ちゃんたちに流れる血液量も単体妊娠に比べ2倍の量が必要となります。

そのため、どうしても貧血になりやすくなってしまいます。

食生活でもなるべく多く鉄分を摂取するなど工夫をするとよいですね。

また、検診で貧血気味となれば、鉄分を摂取するための薬も貰うことができるため、食事だけでは足りない場合、薬による摂取となってしまいます。

 

双子妊娠の場合の安定期は?

一般的に16週~27週の妊娠中期の期間を『安定期』と呼んでおり、胎盤の完成に伴い、流産の危険性も減り、つわりの症状も収まってくることが多いです。

しかし、双子の妊婦に安定期はありません!

お腹も通常1人のところ2人が入っているため、動くのもつらく、転倒などのリスクも高まり、さらに上でも様々なリスクをお伝えした通り、切迫早産、低出生、妊娠高血圧症候群、、、などなどがあり、緊急入院や管理入院、早産といった危険がいつも隣り合わせの状況です。

そのため、マタニティーライフを充実させるほど楽しむことはできないかもしれませんが、一番大切なことは母子3人とも元気に過ごすことです!

マタニティーライフの記念を作りたいかもしれませんが、無理は禁物です。

 

妊娠線ができない方法

妊娠線、可能であれば作りたくありませんよね。

まず、単体児の妊婦ですら妊娠線ができる方がいるほどなので、お腹に2人がいることを考えれば、基本的には妊娠線ができてしまうと考えてください。

お子さんが非常に小さい場合はお腹も大きくはなりませんが、妊娠線なんかより、子供のことを第一に考え、子供を少しでもお腹の中で大きくすることを第一に考えてください。

 

妊娠線ができる可能性は非常に高いです。

しかし、妊娠線を少しでも抑える方法はありますし、場合によっては妊娠線ができないことだってありますので、対策をしておくとよいでしょう。

対策は2つです。

・お腹を圧迫しない

・保湿クリームでケアする

 

お腹を圧迫しない

妊婦帯などを使うと、お腹の重みは軽減され、私生活も少し楽に過ごせると思いますが、締め付けにより血流が悪くなってしまったり、肌荒れにも繋がる原因になってしまいます。

双子の場合は、お腹が外へどんどんと引っ張られてしまいますので、それをきつく圧迫してしまうと妊娠線ができやすくなってしまうのです。

妊婦帯をダメだとは言いませんが、きつく巻きすぎには気を付けていただくとよいでしょう。

また、リラックスするときなどは妊婦帯に頼らず、マタニティパンツなど締め付けの緩いもので過ごすとよいですね。

 

保湿クリームでケアする

妊娠予防の保湿クリームを毎日しっかり塗りこむことで、皮膚の表面は保湿され柔らかく、伸びやすくなります。

また、保湿クリームの種類によっては、皮膚の再生を手助けする成分が入っているものもあり、徐々に大きくなり、皮膚の細胞が壊れてきているところを再生してくれることで、妊娠線の予防にも繋がります。

 

高級なクリームを買ったとしても、もったいなくあまり使えず、お腹が乾燥してしまっては意味がありません。

それくらいなら、安いクリームでも大量に塗っていた方がお腹が大きくなった時に妊娠線ができにくいです。

そのため、絶対にお腹が保湿される量を必ず塗るようにしましょう。

 

また、「まだ私はお腹が大きくないから大丈夫」と思っているあなた!

お腹が大きくなってから塗り始めるでは遅いです。

なぜなら、大きくなり始めたころから妊娠線ができる可能性があり、事前にお腹の保湿ができていれば伸び始めのころから対策ができれおり、妊娠線ができにくい状態になっています。

 

そのため、お腹が大きくなる前から塗り始めることをお勧めします。

 

 

最後に

双子の妊娠は、単体児に比べればリスクは増しますが、医学の進歩や周りの協力などにより、最悪の事態は大幅に減ってきています。

リスクは可能な限り回避し、気になることがあればすぐに先生に相談し、可愛い我が子と対面しましょう!

私は、ママが不安になったり悩んでいたら、負の感情がへその緒を通って赤ちゃんたちにも伝わると考えており、せっかくなら、ママの楽しい気持ち、幸せな気持ちを子供たちに伝えたくありませんか?

元気に生まれてくるのを信じてあげましょう!

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