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赤ワインに使われる代表的な黒ブドウの品種4種

ワイン

ワインにはブドウの品種、育った環境などがワインの味わいに大きく影響を与えます。

ワインの原料となるブドウはおよそ5,000種類あると言われておりますが、ここでは赤ワインの代表的な黒ぶどう4種類のブドウをそれぞれの特徴と合わせ紹介いたします。

カベルネ・ソーヴィニヨン

小粒で果皮が厚い赤ワイン用のブドウ品種デス。フランスのボルドー地方が原産で、カベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの自然交配によって誕生したと言われています。

晩熟品種のためブドウが最大限に成熟するためには水はけが良く、酸性で、日当たりの良いエリアが最適ではありますが、ワイン用のブドウとしてのポテンシャルが高く人気な品種のため、世界各地で栽培されています。

果肉に対する果皮・種子の比率が高いため、ワインは深い色調で豊かな香りと渋みを持ち、凝縮感のある力強い味わいとなります。カシスやミント、クローブなどのスパイスのアロマが特徴的で、木樽熟成をすることによってバニラやコーヒーのニュアンスも加わります。

フランスのボルドー地方では、メルロやカベルネ・フランをブレンドして強すぎる味わいのバランスを取ることが多いですが、アメリカのカリフォルニア州や南米チリなどでは単一で使用することが多いです。

外観

黒みがかった濃いダークチェリーレッド

香り

ブラックベリー、クレーム・ド・カシス、ミント、クローブなどのスパイス、杉、ロースト、バニラ

味わい

はっきりとした酸味と渋み、広がりのある果実味、スパイシーさもあり心地よい苦味も感じられる

ピノ・ノワール

粒の大きさは中くらいの大きさで、薄い果皮が特徴的な赤ワイン用のブドウの品種デス。フランスのブルゴーニュ地方が原産です。突然変異しやすいブドウで、果皮の色が白に変異したピノ・ブラン、ピンクに変異したピノ・グリといった品種もワイン用の国際品種になっています。

果皮が薄いため病気に弱く、早熟品種のためブドウが一気に熟す暑い地方では、特徴である繊細で鮮やかな香味を失いやすく、とても栽培が難しい品種です。

ワインは赤いベリーやチェリーの果実香にバラの花やスパイス、紅茶、なめし革といった複雑で華やかな香りで、渋みは少なく、エレガントな酸味を中心とした繊細な香味が特徴です。

フランスのブルゴーニュ地方やドイツでは繊細でエレガントな味わいになりますが、ニュージーランドやアメリカのカリフォルニア州やオレゴン州、オーストラリアや南アフリカなどでは、完熟した果実の甘さが全面に出た、ジューシーなスタイルとなります。そして、シャンパーニュ地方が代表となるスパークリングワインの主要品種としてもピノ・ノワールは有名です。

外観

明るめのチェリーレッド

香り

チェリー、いちご、ラズベリーなどの赤い小さな果実系、紅茶

味わい

酸味が強い、担任による渋みが少なく上品で繊細

マスカット・ベーリーA

ベーリーAの写真

粒と房は大きく果皮は薄い赤ワイン用のブドウの品種です。日本の新潟県が原産で、岩の原葡萄園の川上善兵衛がアメリカ系のブドウのベリーとヨーロッパ系のブドウのマスカット・ハンブルを交雑して生み出しました。

日本の赤ワイン用の品種では最大の生産量を誇り、そのおよそ半数は山梨県で栽培されています。日本を代表する白ワインのブドウの品種、甲州についで2013年に「国際ぶどう・ぶどう酒機構(O.I.V.)」のリストに登録された日本を代表する黒ブドウの品種です。

ワインはいちごキャンディや綿あめのような甘い香りで、紅芋や春菊のようなニュアンスがアクセントになっており、軽やかな果実味が中心となるソフトな味わいが特徴です。

外観

明るめのチェリーレッド

香り

いちごキャンディ、赤い果実、綿あめのような甘い香り、バナナやシナモン

味わい

生き生きとした果実味と酸味、軽めのタンニン、優しい口当たりでフルーティ

メルロ

粒の大きさは中くらいの大きさで、大きめの房を持つ赤ワイン用のブドウの品種です。フランスのボルドー地方が原産で、カベルネ・フランとマドレーヌ・ノワール・デ・シャラントの自然交配で生まれた品種と言われています。

ボルドー地方というとカベルネ・ソーヴィニヨンのワインと思われがちですが、メルロの栽培面積はカベルネ・ソーヴィニヨンの2倍以上にもなっています。

メルロは病気にも強く、早期に成熟してなめらかな果実味が出ることから人気となり、世界中で栽培されています。

ワインは甘美で肉厚な果実を思わせるような香りがあり、低めの酸と柔らかく包み込むような果実味、柔らかタンニンが心地よく、まろやかで豊満な味わいが特徴です。

世界各国でワインは造られていますが、原産であるフランスのボルドー地方、特にサン・テミリオンやポムロールでは世界的な銘酒が数多く生まれています。そして日本でも広く栽培されており、特に長野県の塩尻市を中心に秀逸なワインが生まれています。

外観

高濃縮感のある黒みがかったダークチェリーレッド

香り

カシス、ブルーベリー、すみれ、カカオ、プラム、ビターチョコレート、ロースト、バニラ

味わい

タンニンの渋みは穏やかで、濃厚で滑らかな口当たり

 

最後に

赤ワインと言っても様々な種類があるんですね!

ここで上げさせていただいた4種類の赤ワインは最も有名なものであり、他のもたくさんの種類の赤ワインがあります。

ぜひ、ご自分のお好きなワインを見つけてみてください!

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